Vol.25 働くっておもしろい ー帝人株式会社①

蟻の目と鳥の目で
社員を見守る
帝人株式会社
炭素繊維やアラミド繊維などの、高機能で付加価値の高い素材を提供する「マテリアル事業」と、医薬品や医療機器を用い、
治療から退院後の支援まで幅広く手掛ける「ヘルスケア事業」を二大領域とし、二つの融合を図りながら新事業にも力を入れる
総合化学メーカー
帝人株式会社
松山事業所 事務室 勤労グループ
中谷 真奈 さん
基準化できない
個々の強みに目を向けて
日本を越え世界を支える素材と製品を作る、総合化学メーカーの帝人。
愛媛県松山市、松山空港のほど近くにある松山事業所は、国内最大規模の拠点です。
約1400人が働く事業所の中にも、現場社員をサポートする人事担当者がいます。
入社4年目の中谷さんにお話を聞きました。
中谷:
子供の頃から化学や数学が好きで、ものづくりに興味がありました。
求められる最終製品はトレンドにより変化しても、それを叶えるための素材は不可欠だと。
メーカーの研究者である父の言葉がきっかけで、製品の大元に携わる仕事がしたいと、素材のメーカーを志望しました。
帝人に決めた理由は、なにより面接の雰囲気です。
真摯に話を聴いてくれる先輩社員の姿勢が印象的で、対話ができる会社だと感じました。
大学では認知心理学を学び、人の気質にかかわる仕事がしたいと考えていたので、ヘルスケア事業に興味がありました。
ですが、配属されたのは人事・総務部。社員の気質にかかわるという意味で、自分のパーソナリティが活かせると考えられたようです。
その判断にも、自分をしっかり見てくれているという好感がありました。


松山事業所のエントランスと展示スペース。製品や技術を体感できる空間となっています。
人事という仕事の難しさは、会社と社員との中立的な立場に居続けることにあります。
例えば人事評価において、工場には、会社が定めた一般的な評価基準には当てはまらなくても、現場のオペレーターとしてはすごく輝いている “嗅覚で生きる” タイプの社員がいます。
彼らをどう評価し、処遇を決めていくか。
判断に難しさを感じることも多いです。


松山事業所は2025年に創立70周年を迎えました。
東京本社と同様に、コーポレートカラーの「テイジン チャレンジング レッド」が随所に散りばめられています。
入社1年目のとき、希望して工場の交替勤務を体験したことがあります。
2週間の交替勤務実習を経て感じたのは、外部から聞く社員のイメージと、現場での印象にはよい意味でのギャップがあること。
ともに働いてみるからこそ気付ける個性や、仕事に取り組む誠実な姿勢が見えました。
人は皆それぞれの考え方や価値観、強みを持っていて、対話をすることから見えてくる本質があります。
数字や情報といった表面的な部分だけでなく、実際に中に入り、話を聞いて自分の目で確かめることの大切さを感じます。
ただ同時に、上司や周囲の意見も集めながら多角的にとらえていくことが、適切な評価をする上では必要です。
まだまだトライ・アンド・エラーの多い日々ですが、若手にもしっかり裁量を任せてくれるのが帝人の社風で、やりがいを感じます。
人に対する興味が生かせるこの仕事は、やはり自分に合っていると思います。


毎日多くの社員が利用している食堂。社員の健康を考えた栄養満点のメニューに加え、創立記念日特別メニューもあります。
事業所に勤務する今は、人事として ”蟻の目” を育てている時期だと感じます。
現場で働く社員と日々顔を合わせ、ここで毎日なにが作られているのかを見てきた経験は、製品への愛着を格段に深めました。
一方で、人事としてこれからは “鳥の目” を育てていきたいと思っています。
いずれ本社に移り、これまでの経験を活かしながら、経営視点で現場にかかわりたいです。

社員の笑顔のために、会社がしていること
”ACTIONS TO MAKE YOU SMILE”
Check Point①:社員の自発的な異動を促す「Job Posting Week」
人事異動をオープンに社員主導で行うため、人材を募集する部署が自分たちの魅力を発信し、異動希望者がみずから手を挙げる機会を年に二度設けています。
今後はより連携を強化し、グローバルでの適所適材を実現します。

Check Point②:経営層の素顔が見える「社内イントラネット」
社内向けイントラネットを一新。
以前は半期に一度、CEO からのメッセージ発信がメインでしたが、より気軽に日々の思いや出来事を投稿し、社員が『いいね』を押せる仕組みに。
経営層を身近に感じられるようになりました。

Check Point③:社員1 人ひとりの成長を会社がバックアップ
中谷さんが2 週間の工場勤務に携わったように、人事担当者が現場の仕事を学ぶ機会を、会社が後押ししています。
夜勤を体験することや、日々のオペレーションを間近で見ること。現場での体験でしか得られない学びがあります。

Photo:NAOKI SHIMODA(公式サイト:http://shimodanaoki.com)
Text:KAORUKO SEYA(インスタグラム:@kaorukoseya)
Illustration: Okuta

社員の働きやすさを支援!
スターツが企業不動産の課題を解決
無料相談はこちらから
「働くって、おもしろい」とは
-
この連載は笑顔で働いている会社人を訪ね、それぞれに働くことの価値観をうかがいます。
笑顔の社員が多い会社はきっといい会社だし、笑顔の社員が増えれば、会社はもっとよくなる。
そしていい会社が増えれば、社会は今よりも少しずつよくなっていくはず。
そのすべての起点は「社員の笑顔」。
この特集では、日本全国、いい会社のいい社員の笑顔を集めていきます。
※本企画は東京メトロ駅構内で無料配布するライフスタイルマガジン「メトロミニッツ」で定期連載しています。
メトロミニッツのご説明はこちら
-
カテゴリ:
- 働くっておもしろい
-
タグ:
まずは、お気軽に今のお困りごとを
お聞かせください。
スターツコーポレートサービスでは寮・社宅に関するどんな小さなお悩みでもお受けします。
長年培った寮・社宅業務のノウハウを駆使して、法人様に合った解決方法をご提案しますので、まずはご相談ください。












