Vol.22 働くっておもしろい ーミズノ株式会社②

「フェアプレー精神で
成果を上げていく」
ミズノ株式会社
グローバル人事総務部
次長 片山 理恵 さん
ええ人たちが
“ええもん” を作る
大阪本社で社員の働く環境を支える片山さん。
人事という仕事のおもしろさ、スポーツマンシップが根付く会社ならではの色について、お話を聞きました。
片山:
入社して25年になります。元々は硬式テニスを長くやっていて、ミズノに興味を持ちました。
やはり、社員の中にはスポーツ経験者が多いですね。太田さんも話していたように、社員の人柄はミズノの魅力だと思います。
人がいいことは、間違いないです。
それは、採用の段階から「3つのF」の理念を大事にしているからではないかと思います。
フェアプレー、フレンドシップ、ファイティングスピリット。
社会や企業のルールを遵守し、自分のパフォーマンスをしっかり発揮することで成果を出す。
スポーツマンシップを体現するような、まっすぐで素直な社員が多いです。


コロナ禍でテレワークが主流となり、個人で業務を行う機会が増えたことを受け、集中して作業できる個別スペースを拡充しました。
さまざまな執務スタイルを設けることで、資料作成や打ち合わせがより快適に行える空間となっています。
社長自身がスポーツマンであることも、社風につながっていると感じます。
気になることはなんでも話し合って決めていこうという風潮があり、
社員も役員も垣根なく腹を割って話し合うようなことも多いですね。
私自身も働きながら意識しているのは、素直でありたいということです。
役職や年齢にかかわらずどんな意見もフラットに聴き、わからないことはわからないと言う。
人事の仕事には正解がなく、だからこそいろんな意見を聴きながら取り組んでいける、飽きない仕事です。
これからのミズノは、スポーツ用品という「モノ」だけでなく、「コト」売りへ、スポーツという文化自体を伝えるような活動をしていきたいと考えています。
「ながら運動」のようなプログラムも、ハードからソフトへ転換したビジネスのひとつです。
会社が総じて大事にしているのは「ええもん」を作るということ。
それはサービスや商品だけでなく、人においても言えると考えています。
商売とは人同士のつながりです。
社員である私たちがまずはいい人であることが、ひいてはいい商品、いいサービスを届けることにつながっていくと信じています。

大阪本社の1階には、上層階まで続くクリスタルオブジェ「炎」が展示されています。スポーツ文化新世紀への熱い心を込めて制作されました。
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会社訪問memo
社員の皆さん、まぶしい笑顔でした!
皆さん、明るく元気で、スポーツマンが多いというミズノさんならではの社風にも納得しました。
個人的にいいなと思ったのが「ながら運動」です。
会社らしさを明るく楽しく浸透させていく健康経営のかたち、素晴らしいなと思いました(古川)。
フェアプレー精神という言葉にも感じましたが、スポーツも基本的には団体競技。
そこには仕事に通じる哲学が流れているのかもしれませんね(瀬谷)
Photo:NAOKI SHIMODA(公式サイト:http://shimodanaoki.com)
Text:KAORUKO SEYA(インスタグラム:@kaorukoseya)

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「働くって、おもしろい」とは
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この連載は笑顔で働いている会社人を訪ね、それぞれに働くことの価値観をうかがいます。
笑顔の社員が多い会社はきっといい会社だし、笑顔の社員が増えれば、会社はもっとよくなる。
そしていい会社が増えれば、社会は今よりも少しずつよくなっていくはず。
そのすべての起点は「社員の笑顔」。
この特集では、日本全国、いい会社のいい社員の笑顔を集めていきます。
※本企画は東京メトロ駅構内で無料配布するライフスタイルマガジン「メトロミニッツ」で定期連載しています。
メトロミニッツのご説明はこちら
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