Vol.08 店舗と本社でつながる絆②「本社」で働く人 - 株式会社物語コーポレーション

役職の垣根を超えて皆が意見をシェアしています

店舗をあとにして向かったのは、南青山にある東京フォーラムオフィス。
D&I推進に携わる皆さんに、会社の好きなところや、仕事のやりがいを聞きました。

―― 西新井店では多様なスタッフが生き生きと働いていました。
　　その環境を支える本社では、どんな取り組みがなされているのでしょうか。

國分： 弊社では「組織より個を尊重する」という考えのもと、さまざまな人財を積極的に採用しており、
そのため「人は違って当たり前」という文化が根付いています。
その中で、個人が持つ能力を最大限発揮できるような環境を作ることが、私たちの仕事です。

例えば外国籍の方に向けた入社後の語学研修や、障がいをお持ちの方が安心して働くための職場体験実習など、
制度面を整えることで持続可能な多様性の実現をめざしています。

中井： 西新井店でも店長・副店長を女性が務めていますが、現場で働く女性の声をできるだけ掬い上げていきたいと考えています。
昨年は店舗からの声を受け、女性店長が集まって働き方について議論する「女性店長コンベンション」を開催しました。
このように、女性活躍の推進につながる企画提案を行っています。

吉田： 従業員が意見を伝えられる機会は多くあり、ユニークなもので言えば「なんでも提案実行委員会」もそのひとつです。
これは店舗スタッフの意見を経営に反映させようと企画されたもので、
パートナー（アルバイト）を含む全スタッフから寄せられた提案について、毎月経営陣が集まり3時間近くかけて議論します。

多いときはひと月に150件以上の提案が寄せられることも。
委員長を社長の加藤が務めており、店舗スタッフと社長が意見を交わせることは、
「個対個」を重視する弊社にとって大事な機会です。

中井：休暇をしっかり取れることも、弊社ならではです。
フードビジネスでありながら、20年以上前から、大晦日と元旦は「家族と過ごすために」と全店舗が休業になります。
個人だけでなく、その家族も大切にしようという考え方は、一社員としても素敵だなと感じています。

吉田： 店舗と本社間をつなぐ手段としては、WEB社内報「もっとものがたり」があります。
これは2018年から運用を開始したもので、「物語甲子園」のイベントレポートや、
社長をはじめ従業員へのインタビューなど、弊社を取り巻く幅広い情報がタイムリーに配信されています。

中井：全国に店舗があるので、全社員が直接顔を合わせる機会は多くはありませんが、
だからこそ日々の情報共有のみならず、想いの共有が大切です。
私たちの部署も、個々の社員がそうしたつながりを感じながら、
ユニークな「個」を活かして働けるような環境を今後も作り続けていきたいです。

國分： 弊社の経営理念は「Smile & Sexy」。
私はこれを「自分らしく素敵に生きよう」というメッセージだと解釈しています。
社名にもあるように、それぞれが自分らしさを磨き、素敵な「自分物語」を作っていくことで、
「会社物語」が豊かに広がると信じています。

Photo：NAOKI SHIMODA（公式サイト：http://shimodanaoki.com）
Text：KAORUKO SEYA（インスタグラム：@kaorukoseya）

社員の働きやすさを支援！

スターツが企業不動産の課題を解決

無料相談はこちらから

Scroll