社員寮の利用者が全退去…すぐ売却せず早期収益化した方法とは？

売買ノウハウ

今回ご紹介するのは、企業が社員寮として利用していた賃貸マンションをを当社にて売買仲介した事例です。
賃借していた企業が急遽退去したことで、オーナーの家賃収入が0に…。早急に収益化する必要がある中どのような解決策で売却に至ったのか、ご提案について詳しく説明します。

【物件種別】
• 物件種別：賃貸マンション（社員寮）
• 所在地：神奈川県横浜市中区
• 総戸数：108戸
• 売主様：国内リース会社
• 買主様：不動産業者
• 取引時期：2010年代後半

2. 当社が社員寮売却のためご提案した内容

上記の課題を踏まえて当社では、下記内容をご提案しました。

・グループ会社のスターツアメニティーによる一括借上げ及び建物管理
・定期借家契約で一定期間賃借後、入札による売却

また、ご提案の際は、下記2点をアピールポイントとしてご提案しました。


・住宅管理のプロが運営することで、収益が安定し、対応手間が削減
借り上げと管理を一括で受けることで、リース会社にとって重要な安定収益と、
入居者対応を含めた管理の手間の軽減を同時に実現。

スターツアメニティーは首都圏中心に、13万件以上を管理しており不動産管理のノウハウが潤沢。
そのため、賃貸マンションを安定して運営することができます。

・建物の減価償却費を考慮し、損失を出さないよう売却時期を調整
通常の借り上げではなく、今回は契約期間があらかじめ定められている定期借家契約をご提案しました。
今すぐに売却すると、損が出てしまいますが、数年後に売却すれば建物の減価償却が進み、損失を出さずに処分できる可能性が予測できていました。

上記を踏まえ、その期間まで定期借家契約を締結。
この方法であればまた再度売却する際に借上げの契約が満了しているので、空室のまま売る、解体して別の活用をするという選択肢が増え、売却先の候補を増やすことも可能になります。

・幅広い顧客から最適な買い主を選定
当社では、90社を超えるグループ会社と国内約3,000店の提携不動産会社とのネットワークがあり、
さらに海外では21カ国30都市以上に拠点を持っているため、国内外、他事業のネットワークがあります。
その圧倒的な情報量から、あらゆる顧客に直接アプローチが可能です。

今回の売却では①投資家②リノベーション分譲会社③社員寮として利用する会社それぞれにアプローチすることで、買い主の幅が広がり、価格の可能性を最大化することができました。

結果：見積もりより30％以上高い金額で社員寮の売却成立

②のリノベーション分譲会社が購入をすることになりました。当初当社が査定していた価格と比較して、幸運にも賃貸借契約が経過している間にマーケット価格が上昇し
あらゆるパターンの顧客から最も良い条件の顧客を選定できたことも相まって結果として、売主様の希望する金額以上での売却が成立しました。

4. 社員寮の利用者が全退去…すぐ売却せず早期収益化した方法 まとめ

このような結果をもたらすことができたのは、緊急の事態でもグループ会社の商材と組み合わせて、お客様に最適な提案がスピーディーにできること、
法人契約に特化してきた当社のノウハウで、課題を解決できることがポイントです。

不動産の売却と言っても、今すぐ売るだけが最適な方法ではありません。
もちろん会社によって課題や問題が違えば、解決する方法も変わってきますので、お気軽にご相談ください。

Operating Company

　無料相談はこちら

執筆者

スターツコーポレートサービス株式会社　COPPO!編集部

当社の特徴

①法人さまごとの専任体制でお客様の課題をワンストップで解決
②社宅代行約450社・約12万件、継続20年以上、寮・社宅のプロ
③80社を超えるグループ会社と国内約3000社の提携不動産会社、
　海外では21カ国・30拠点以上の日経不動産会社最大級のネットワーク

法人向け不動産サービスを中心に、スターツグループのコンテンツと
独自のネットワークを最大限活用し、様々な経営課題を共に解決します

当社のサービス：社宅代行・社員寮紹介、オフィス移転、不動産売買

お客様の大切な資産の価値を最大化します

当社でサポートさせてくれませんか？

無料相談はこちら

Scroll