2024.02.06

社員寮がすべて空室に…予想以上の価格で売却できた理由とは?

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今回ご紹介するのは、千葉県の社員寮を当社にて売買仲介した事例です。
賃貸仲介も売買仲介も行っている当社ならではの解決策で、どのように売却に至ったのか、ご提案について詳しく説明します。

【物件種別】
• 物件種別:社員寮
• 所在地:千葉県千葉市稲毛区
• 総戸数:64戸
• 売主様:個人(複数)
• 買主様:不動産業者
• 取引時期:2010年代後半

1. 売主様が抱える課題

今回、対象となった不動産は千葉県の社員寮。
売却するに当たって、下記のような問題がありました。

・1棟で社員寮を借りていた企業が退去し、収入がなくなってしまった
・借りていた企業の要望に合わせた建物設備のため、他テナントに貸しづらい物件だった
・売却を希望していたが、上記理由でそのまま使えないため土地価格以上の価格が見込めないと思っていた


上記問題から、どう活用したら良いのかわからず、手放すにも価格が見込めず、方向性が定まらずにいました。

2. 当社がご提案した内容

上記の課題を踏まえて当社では、下記内容をご提案しました。

・建物を継続利用するために、当社で物件を借り上げ、社員寮として運営(プロパリース)
・開発用地ではなく、投資用物件として売却


また、ご提案の際は、下記2点をアピールポイントとしてご提案しました。

・当社が長期的に寮として運営することで、収益が安定
当社が一括で建物を借り上げ寮として運営管理するため、所有者様の賃料収入は安定化。
オーナー側で寮を借りる企業との交渉や対応業務が無く、手間がかかりません。



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なぜこのスキームが可能かというと、当社では、20年以上前から企業の社宅関連業務のサポートを手掛けており、
毎年約1万室の社員寮ニーズをいただいております。
首都圏であれば、貸しづらい社員寮でも建物を継続して利用したいお客様を既存取引先から探すことが可能。

そのため、寮を当社で長期的に借上げ運営することができます。

・国内外・他事業のネットワークで幅広い顧客に直接アプローチが可能
当社では、90社を超えるグループ会社と国内約3,000店の提携不動産会社とのネットワークがあり、
さらに海外では21カ国30都市以上に拠点を持っているため、国内外、他事業のネットワークがあります。
その圧倒的な情報量から、あらゆる顧客にアプローチが可能です。

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ご提案の結果、元々は建物を解体する前提で売却することしか想定していなかったですが、
独身寮として建物を継続利用し、投資用物件に変化させることで購入検討が可能な顧客を増やすことができました。

結果:希望価格以上での売却成立

一括賃貸物件の収益の安定性を高く評価する当社既存顧客様に対し、個別にアプローチし、
入居企業様にも信頼していただけ、高価格で購入してくれる顧客を選定することができました。
結果として、売主様の希望する金額以上での売却が成立しました。

4. まとめ

このような結果をもたらすことができたのは、当社で寮に関するニーズを多数持っているため、
ニーズのマッチングができたことと、自社で借り上げをして一括で企業様にお貸しする『プロパリース』という商品があるからです。

売主様・買主様・借主様と立場の違った関係者の皆さまにとって、
1番いい選択肢はなにか考え、当社のサービスを組み合わせながらご提案できたことが、
選んでいただけたポイントだと思います。

寮・社宅と言っても、企業様によりその位置づけや目的が異なります。
もちろん会社によって課題や問題が違えば、解決する方法も変わってきますので、お気軽にご相談ください。





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