Vol.05 直島と東京でつながる絆②「東京」で働く人 - 三菱マテリアル株式会社

大切なのは、情報共有
知ることが皆をひとつにする
働く人[東京都]千代田区丸の内
三菱マテリアル株式会社 戦略本社 大里 ひとみ さん 濵田 真宇 さん
同じ方向をめざすための北極星を示していきたい
直島をあとにして向かったのは、東京本社。
広報グループの大里さんと、業務プロセス変革推進室の濵田さんに、
社員の働きやすさをサポートするために、力を入れている取り組みについて聞きました。
三菱マテリアルでは、昨年から全社員にスマートフォンが支給されました。
企画したのは、東京本社の業務プロセス変革推進室。その経緯をうかがいました。
濵田:私たちの部署は、会社全体の業務効率化を推進しています。
その一環として昨年、スマートフォンを全社員に支給しました。
当社は長い歴史のある会社なので、いまだに紙の文化が根付いています。
例えば年末調整や申請の手続き、情報の共有も、電子化により効率的に進めていこうと考えて導入を決めました。
大里:社員間の情報格差をなくすことは、私たち広報にとっても大切なテーマです。
当社は全国に事業所があり、デスクワークから工場勤務までさまざまな社員がいるので、情報共有のタイムラグが課題でした。
その中で、必要な情報を手持ちのスマートフォンに一斉送信できれば、伝達もスムーズになりますよね。
また、一昨年には『マテリンク』というスマートフォンから見られる社内のコミニュケーションサイトを立ち上げ、
サイトを通じて会社の経営に関する情報や、社員同士がつながれるようなコンテンツを届けています。
例えば昨年は、社員が書いた『私の目指す姿宣言』を配信しました。
今、社内で課題にしているのが、会社として目指す姿を1人ひとりが自分ごと化し、仕事に落とし込むこと。
個々の能力が優れていても、発揮する方向がバラバラでは、会社全体の成長にはつながらないので、
このサイトを通じて北極星が示せたらと考えています。
『私の目指す姿宣言』のシェアも、そのきっかけになればと思い、企画したものです。

社内コミュニケーションサイト『マテリンク』

社員が書いた『私の目指す姿宣言』
――とても充実したサイトですね。
大里:当社には社長がパーソナリティを務めるラジオ番組もあって、それも人気のコンテンツです。
社内外からさまざまなゲストを呼び、仕事に関するいろんなテーマで話をするのですが、
社員も仕事の合間に聞きながら、ラジオネームを使って投稿を寄せてくれて。
その反応が励みになりますし、社員と社長の距離を縮めるきっかけにもなっていると感じます。
――ユニークな企画ですね。
濵田:社長をはじめ、経営層は社員との関係作りにとても力を入れています。
5年前に『枠を超えて、つながるオフィス』をコンセプトに本社をリニューアルしたのですが、
そのタイミングで社長室がガラス張りになりました。
より気軽に声がかけやすくなるようにという狙いからです。
そうやって社員との距離を縮めることで、会社の目指す姿をより自分ごと化して捉えてもらえたらと思っています。

三菱マテリアル本社

食堂
――まさに「コミュニケーション」が会社の中心にあるんですね。
大里:コミュニケーションは、いわば会社の血流のようなものだと思うのです。
たとえいい臓器があっても、血が巡っていなければ体は機能しませんから。
そのために広報にできることを、これからも模索していきたいです。

Photo:NAOKI SHIMODA(公式サイト:http://shimodanaoki.com)
Text:KAORUKO SEYA(インスタグラム:@kaorukoseya)

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この連載は笑顔で働いている会社人を訪ね、それぞれに働くことの価値観をうかがいます。
笑顔の社員が多い会社はきっといい会社だし、笑顔の社員が増えれば、会社はもっとよくなる。
そしていい会社が増えれば、社会は今よりも少しずつよくなっていくはず。
そのすべての起点は「社員の笑顔」。
この特集では、日本全国、いい会社のいい社員の笑顔を集めていきます。
※本企画は東京メトロ駅構内で無料配布するライフスタイルマガジン「メトロミニッツ」で定期連載しています。
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