2025.02.20

Vol.17 現場と総務をつなぐ絆②「総務」で働く人 - 株式会社九電工

働くっておもしろいthumbnail

「会社が好き」のもう一段上にある
エンゲージメントを高めていく

[東京都]豊島区
株式会社 九電工
東京本社 総務部

総務課 副長 人事労務担当
一ノ瀬 剛 さん

総務課 秘書担当
関根 夏実 さん

創立80周年の節目に
変えること、変わらないこと

現場で働く社員を支えるのが、東京本社の総務の皆さん。
職場がある池袋のサンシャイン60ビルは、九電工が東京で初めて施工を手がけた大型施設。
会社の歴史を映す建物の前でお話を聞きました



一ノ瀬: 「人は財(たから)」という言葉を大切にする当社は、
研修施設「九電工アカデミー」での研修をはじめ、人財育成には特に力を入れています。

現場監督として施工管理を行う技術職と、職人として作業する技能職、どちらも自社で抱えているのは当社の強み。
電気設備や空調設備工事のプロフェッショナルな人財を育てています。

今、建設業界は深刻な人手不足です。
転職市場も盛んな中で、社員を定着させるためにはなにが大切か。
ひとつは若手社員をひとりぼっちにしないことです。

新卒社員には、入社から3年間は一人ひとりに年の近い先輩社員を「エルダー」としてサポート役につけ、
相談しやすい環境を作っています。
東京本社では、バーベキューや「eスポーツ大会」など、コミュニケーションを活性化させるイベントも定期的に開催しています。

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関根: なんでも気軽に話しやすい、明るい人が多い会社です。
昔から九州に根付いた企業で、ここ東京で働く社員も九州出身者が大多数。
皆さん情に厚く、仲間意識が強いところには社風を感じます。



一ノ瀬: また、仕事のやりがいを持続させるには、ステップアップの機会を適切に作ることも重要です。
ジョブローテーションが多いのも、当社ならではのこと。
私自身も九州出身ですが、東京に転勤し新たな経験を積むことで成長を実感しています。

価値観はそれぞれですが、今後はライフイベントや地元志向のニーズにも応えられるよう、
多様な働き方を実現するために、会社も時代に合った柔軟な変化が求められています。



関根: 私も昨年から秘書担当になりましたが、それまでは現場で働く技術系社員のサポートをしていました。
瀬戸さんと同じ現場の総務として1年間常駐したときは、
これだけ大きな建物を作る社員の環境を支えている仕事を、シンプルに誇らしく感じました。

日頃オフィスで働いていると現場を遠く感じがちですが、
実際に目の前にすると一員としての実感が湧き、モチベーションも上がりました。



一ノ瀬: 瀬戸さんや関根さんのように、会社が好きという気持ちのもう一段階上にある、
社員の「貢献したい」というエンゲージメントを高めていくことにも取り組んでいます。
そのために必要なのは、社員がプライベートも含めた人生そのものに充実感を持っていられること。

福利厚生の充実、働き方改革の促進に向けた現場支援体制の整備、処遇の改善。
社員の満足度を上げるため、目を向けるべきことはさまざまにあります。

創立80周年を迎えた今年のホットトピックは社名の変更。
九州地域だけでなく、電気工事だけでない、新しいステージに立とうというメッセージを込めて新たな社名に変わります。
情熱的な社風は変えずに、時代とともにどう変化していくか。
次のステージへのターニングポイントを迎えています。

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Photo:NAOKI SHIMODA(公式サイト:http://shimodanaoki.com
Text:KAORUKO SEYA(インスタグラム:@kaorukoseya





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「働くって、おもしろい」とは

    この連載は笑顔で働いている会社人を訪ね、それぞれに働くことの価値観をうかがいます。
    笑顔の社員が多い会社はきっといい会社だし、笑顔の社員が増えれば、会社はもっとよくなる。
    そしていい会社が増えれば、社会は今よりも少しずつよくなっていくはず。

    そのすべての起点は「社員の笑顔」。
    この特集では、日本全国、いい会社のいい社員の笑顔を集めていきます。

    ※本企画は東京メトロ駅構内で無料配布するライフスタイルマガジン「メトロミニッツ」で定期連載しています。

    メトロミニッツのご説明はこちら

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