Vol.10 新潟と東京でつながる絆②「東京」で働く人 - J-POWER(電源開発株式会社)

「デジタル」で業務を動かし、
「アナログ」で社員の心を動かす
[東京都]中央区
J-POWER(電源開発株式会社) デジタルイノベーション部
DX 推進室(ソリューション) 総括マネージャー 島本 洋樹 さん(右)
タスクメンバー 岩崎 友里亜 さん(中)
企画・戦略室(DX 戦略) タスクメンバー 米倉 健樹 さん(左)
DX推進によって社員の「よりょく」を創り出す
魚沼を後にして訪ねたのは、東京のJパワー本店。
デジタル技術で社員の働き方を支える、
デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を推進する社員の皆さんに話を聞きました。

日本各地の現場で導入されつつあるデジタル技術。
それを支えるのがデジタルイノベーション部(以下、DI部)です。
島本:
コロナ禍をきっかけにリモートワークが進み、今では一部においてそれが定着しつつあることも、
効率化のひとつと言えますね。
これからも働き方の多様化を視野に入れながら、デジタル技術をフル活用していきます。
岩崎:
今課題としているのは、全国や海外に拠点が存在する中で、
それぞれの拠点ごとに仕事のノウハウや知見が分散しがちなこと。
デジタル技術を駆使して、今後それらを共有化できる仕組みを作りたいと考えています。

米倉:
そうしたデジタル技術の活用により、社員の「よりょく」創出を目指しています。
よりょくには、余力(効率化により生まれるゆとりの力)、与力(新たな力)、予力(見通す力)の3つの意味が込められていて、
これら3つの力を新たな挑戦に活かすことで、Jパワーグループが一層成長していけるような好循環を実現したいと考えています。
島本:
こうしたデジタル改革を浸透させるには社員の理解も不可欠。
それを深めるためには、目の前の困りごとに対する解決策をデジタルで示し、
「成功体験」を実感してもらうことが大切です。
直近では、打ち合わせの録音を簡単に文書化・要約できる議事録アプリを導入し、
これには大きな反響がありました。
こうした取組みを地道に積み重ね、社員の理解を得ながら、DXの機運を高めていきたいです。
米倉:
職場のどこに解決すべき課題があるかを見つけることも、私たちの仕事です。
各部のDX推進担当者が定期的に集まり、最近の好事例や、具体的な課題・解決策を共有する機会を作っています。

島本:
私は入社して30年が経ち、数多くの現場を経験して人脈を培ってきたことで、
社員から直接、課題の相談を受ける機会もあります。
困っている側と支援する側、双方を繋ぐためにそうしたアナログな関係性を維持することも、
DXにおいて実は重要なのだと実感します。
米倉:
業務改善の手法はデジタルでも、その入り口にはアナログなやりとりが必要です。
DX推進に関しても、最終の目的は仕事を効率化させることだけでなく、
その先にある「社員が笑顔で働けるより良い会社を作る」こと。
その本質的な視点は、常に意識していたいです。

Photo:NAOKI SHIMODA(公式サイト:http://shimodanaoki.com)
Text:KAORUKO SEYA(インスタグラム:@kaorukoseya)

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この連載は笑顔で働いている会社人を訪ね、それぞれに働くことの価値観をうかがいます。
笑顔の社員が多い会社はきっといい会社だし、笑顔の社員が増えれば、会社はもっとよくなる。
そしていい会社が増えれば、社会は今よりも少しずつよくなっていくはず。
そのすべての起点は「社員の笑顔」。
この特集では、日本全国、いい会社のいい社員の笑顔を集めていきます。
※本企画は東京メトロ駅構内で無料配布するライフスタイルマガジン「メトロミニッツ」で定期連載しています。
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