2023.07.21

Vol.01 北海道と東京でつながる絆②「東京」で働く人 - 出光興産株式会社

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人事がやるべきは「働きやすさ」の追求だけじゃなく
社員が「働きがい」を感じられる環境をつくること

働く人[東京]千代田区

出光興産株式会社 山田 英一郎 さん

ハードとソフトの両輪で社員の笑顔を生み出す好例

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北海道をあとにして向かったのは、東京大手町。出光興産の本社に、人事部次長の山田さんを訪ねました。
オフィスには社員の「働きやすさ」は当然のこと「働きがい」まで考えた環境や施策がありました。

「私の持論ではありますが、せっかく働くならやはり自分の会社を好きになり、誇りに思ってほしい。自慢ができるような会社になってほしいと思っているんです。そのために人事ができる構造改革とはなにかを常に考えています」

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人事部次長の山田さんは、自身が総務部時代に企画から携わった広い広い社員用のカフェテリアの椅子に座って穏やかにそう話してくれました。北海道製油所の木戸さんは本社勤務時代に山田さんの直属の部下だったことがあり、久髙さんも山田さんと業務上で関わりがあったそうで、会社への視線や眼差しに受け継がれる絆を感じます。

「人事部発案でジョブ・フェスティバルを今年も開催します。小さいブースごとに34ある部署の代表が2名ほど座り、そこを社員が自由に廻れる就職フェアのようなものです。私がもっと『派手にやろう』と言ったのでお祭り騒ぎです(笑)。これは社員が自分の部署以外を知るためのイベント。でも、こういうのは講演型になってしまうとおもしろくないので、終了後はみんなで懇親会をする予定です。この会社での自分の未来をイメージしてもらえたらと思って開催しています」

――ソフト面だけでなく、ハード面でも、このオフィスは素晴らしいですね。

「とにかくコミュニケーションが取りやすくなることを意識しています。オフィス内は長方形の机を点在させ、すべての場所が角になる設計にしています。これは座る人が必ず正面か真横になり、会話に適しているんです。スペース的には無駄ができるのですが、コミュニケーションの方が優先。そのほかにも人が集まりやすいマグネットボイントという仕組みで、さまざまな机やイスの置き方を決めています。また、社員はどこで仕事をしてもOK。すべての席にコンセントがありますし、こうなると会社中が仕事場になるんですね」

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――ハードとソフトの両輪で「社員のために」という思いが伝わります。
   いちばん大切にされていることはなんでしようか?

「今の時代は『働きやすさ』だけではだめなんです。それと同時に『働きがい』を一緒に作ることが人事の役割。働きやすさだけでは人は離れてしまう。やはり『成長実感』がないと。そのためのオフィス環境、フェスティバルなどの社内行事、人事制度の改革。このカフェテリアで映画の上映なんかもやっています。人事ができることはまだある。やはり人を大切にする出光のフイロソフィーを大切に、社員は家族と思って接しています」

――まさに「社員の笑顔」を会社がバックアップしているんですね。




「先日、この新しいカフェテリアで初めて人事部の食事会を行ったんです。コロナの影響で皆が集まるのは本当に久し振りで。私は100人近くの仲間の前で少し挨拶をしたんですが、そのときみんなが楽しそうで。食堂のスタッフの方も嬉しそうで、込み上げてくるものがありました」

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「働くって、おもしろい」とは

    この連載は笑顔で働いている会社人を訪ね、それぞれに働くことの価値観をうかがいます。
    笑顔の社員が多い会社はきっといい会社だし、笑顔の社員が増えれば、会社はもっとよくなる。
    そしていい会社が増えれば、社会は今よりも少しずつよくなっていくはず。

    そのすべての起点は「社員の笑顔」。
    この特集では、日本全国、いい会社のいい社員の笑顔を集めていきます。

    ※本企画は東京メトロ駅構内で無料配布するライフスタイルマガジン「メトロミニッツ」で定期連載しています。

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