Vol.11 選手と社員をつなぐ絆①「川崎」で働く人 - 富士通株式会社

アメフト選手と会社員
どちらもあるからおもしろい
[神奈川県]川崎市
富士通株式会社
グローバルカスタマー サクセスビジネスグループ
F&SI 事業本部
三宅 昴輝 さん
さまざまな価値観に触れられる 企業アスリートの道を選んで

デジタルサービスやソリューションをグローバルに提供する企業、富士通株式会社が力を入れる「企業スポーツ活動」。
アメリカンフットボール(以下、アメフト)や女子バスケットボール、陸上競技など複数のスポーツチームを運営し、
選手の育成を行なっています。
なかでもアメフトチーム「富士通フロンティアーズ」の選手は、
富士通の社員として働きながら、アスリートとしてチームに属する 〝二足のわらじ” が基本。
そんな企業アスリートの1人、三宅さんに話を聞きました。
三宅:
大学時代に交流戦で富士通フロンティアーズと試合をして、その強さに惹かれました。
富士通に入社を決めたのは、ただプロとして所属するのではなく、社員として働きながらプレーを続けられる環境だったから。
社会人とアスリートを両立させることで、さまざまな価値観を学び、人としても選手としても成長していきたいと考えました。
今は週に3日、水・土・日曜をアメフトの練習にあてていて、その他の日は社員として働いています。
アメフトでのポジションは「ランニングバック」。
チームの仲間が作ってくれた道を走り、得点をあげる役目です。
皆の期待を背負いながら走ることにやりがいを感じますし、うまくコースが開けて、80m、90mと
フィールドを独走できる瞬間は最高に気持ちいいです。
チームメイトは会社の同僚でもあるので、プレーのことから仕事のことまで、なんでも相談できる存在。
同じ寮で暮らしをともにしている友人のような距離感です。

仕事は営業職で、お客様に電子機器やシステムを販売しています。
元々人とかかわることが好きで、社内外でさまざまな人に接し、いろいろな考え方を学べる職種がよいと考えて営業を志望しました。
仕事もとても楽しいです。
これは富士通の社風だと感じていますが、上司が若手のやりたいことを受け止め、
挑戦させてくれるので、モチベーションにつながります。
今は先輩にサポートしてもらいながら働いていますが、いずれ独り立ちして、1人で業務を回せるようになることが目標です。
アメフトでの目標は、より頼れるプレイヤーになること。
自分がランニングバックとしてチームを引っ張り、得点をあげ、勝利に貢献できる存在になりたいです。
今は週に3日は練習、4日は仕事をしているので、基本的にオフの日がありません。
でもそのくらい好きなことに打ち込めるのも、きっと今だけのこと。
アメフトは怪我の多いスポーツで、体力的にも現役で頑張れるのは20代の間がメインなので、
悔いの残らないよう、やり抜きたいと思っています。

引退後はコーチになるなど、アメフトにかかわり続ける道もあれば、社員として仕事ひと筋にやっていく道もあり、
いろいろな選択肢があることは頼もしく感じますし、先輩方の姿も刺激になります。
今は目の前のことに精一杯ですが、いずれはこれからについても考えていきたいです。
自分にとって、アメフトと仕事はどちらも大切なベース。
ふたつがあることで成長を感じられ、バランスが取れているんです。
目下の目標は、次期の秋季リーグ。
優勝をめざしてがんばります。
社員の笑顔のために、会社がしていること
”ACTIONS TO MAKE YOU SMILE”
Check Point①:ひと通りの設備が揃う 充実したトレーニングルーム
本社の敷地内に併設された選手向けの練習場には、ひと通りの機器が完備されたトレーニングルームや広いグラウンドなど、練習に打ち込むための環境が充実しています。
特にトレーニングルームには、タックル練習のための機器をはじめ、アメフト専用の設備がずらり。
社員寮のほど近くにあるので行き来のタイムロスもなく、効率的なトレーニングが行えます。

Check Point②:部署総動員で応援に 皆がひとつになるスポーツ観戦
日頃から業務をともにしている顔なじみの社員が「選手」としてプレーする姿を見るのは、同僚にとっても嬉しいもの。
それは、会社のスポーツ事業を社員がより身近に捉えるきっかけにもなっています。
三宅さんの部署の社員も、大会では揃いの応援グッズを持ち、一丸となって応援に行くとか。
ひとつのスポーツを通じて、部署内の絆も深まります。

@fujitsu
Check Point③:地域との共生をめざしてスポーツで社会貢献
スポーツを通じた地域共生も、富士通のめざすところ。
選手が地元の小学生にスポーツを教える寺子屋事業に参加するなど、地域貢献活動を積極的に行うことは、地域にファンを増やし、スポーツへの理解や価値を高めることにもつながります。
また、選手の練習用グラウンドの一部は、地域の人に無料開放する試みも。放課後には小学生がバスケやサッカーをしに集います。

@fujitsu
Photo:NAOKI SHIMODA(公式サイト:http://shimodanaoki.com)
Text:KAORUKO SEYA(インスタグラム:@kaorukoseya)

社員の働きやすさを支援!
スターツが企業不動産の課題を解決
無料相談はこちらから
「働くって、おもしろい」とは
-
この連載は笑顔で働いている会社人を訪ね、それぞれに働くことの価値観をうかがいます。
笑顔の社員が多い会社はきっといい会社だし、笑顔の社員が増えれば、会社はもっとよくなる。
そしていい会社が増えれば、社会は今よりも少しずつよくなっていくはず。
そのすべての起点は「社員の笑顔」。
この特集では、日本全国、いい会社のいい社員の笑顔を集めていきます。
※本企画は東京メトロ駅構内で無料配布するライフスタイルマガジン「メトロミニッツ」で定期連載しています。
メトロミニッツのご説明はこちら
-
カテゴリ:
- 働くっておもしろい
-
タグ:
まずは、お気軽に今のお困りごとを
お聞かせください。
スターツコーポレートサービスでは寮・社宅に関するどんな小さなお悩みでもお受けします。
長年培った寮・社宅業務のノウハウを駆使して、法人様に合った解決方法をご提案しますので、まずはご相談ください。